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食料支援が機能しない本当の理由|海外マーケット開拓カンパニー山本利彦の【勝ち組コラム】

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社長コラム

食料支援が機能しない本当の理由

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このところ関東から北では台風の襲来が相次いでおりますね。
一方残暑も厳しいです。
お体にはお気を付けください。

 

さて先日、リン・ツイストという世界的に有名な
アメリカ人の女性ファンドレイザー(慈善的活動のための資金調達)兼
活動家のセミナーに出席してきました。

 

ツイスト氏は、マザーテレサやダライダマなどとも交流があった方で
「ソウルオブマネー」という著書も出版しております。

 

 

 

貧しい国を支援する業界、
そういったお仕事に関連する方には
特に興味深いものでしたので、その内容と気付きをお伝えします。

 

 

 

セミナーのメインメッセージは、基本的には、
お金を中心とした現在の資本主義、民主主義に警鐘をならし
世界の問題に「欠乏感」ではなく「充足感」をもって世界に接しましょう
というものでした。

 

 

 

我々は毎日起きた瞬間から
「睡眠が十分でない」、「時間がない」、「十分な利益がない」
と思っている。

 

 

 

人生に関する慢性的な「不充分」という感覚は
世界において自分が考え、行動するベースとなってしまっているが
果たしてそうだろうか?

 

 

 

その前提に疑問を呈し、
この欠乏の思い込みこそが、私たちの嫉妬と偏見
そして人生の分離を生み出していると述べていました。

 

 

 

このままでは我々は、欠乏の思い込みの神話の中で
それぞれお金に関する自分の終身刑と奮闘することになります
とも語っています。

 

 

 

彼女は、成功をはかる物さしを
「たくさんのお金を稼ぐこと」ではなく
「創造性」や「可能性」を拡大するというように
チェンジする必要性を強く述べています。

 

バングラデシュやインドなど、
まだまだ貧しい国々をなんらかの形で支援する際に
注意しなければいけない点は
私に大きな気付きを与えてくれました。

 

 

 

著書では以下のように述べています。

 

+++++

 

具体的にバングラデシュは、
1970年代に国連により世界の貧しい国第二位に指定され
その後は援助の洪水に見舞われ、
すっかり他国に依存する国になってしまいました。

 

 

 

バングラデシュは、
「助けが必要」「救いようがない」などとレッテルを貼られてしまい
国全体が巨大な「施しを求める鉢」と化し、

 

 

 

バングラデッシュ国民も、
同じようなセルフイメージを持つようになってしまいました。

 

 

 

長期にわたって援助に依存してしまうと、
国民は成功を可能にする自分自身の有能さも
自国に対するビジョンも失ってしまうのです。

 

+++++

 

貧しい国に対する先進国による食料支援は、
短期的には効果を発揮しますが、

 

 

 

中長期的には、その支援の規模が縮小されると、
多くの国ではそれまでより酷い状況になり、

 

 

 

支援される前より、更に無能に更に貧困になってしまうことが、
エチオピアなどで歴史的に証明されているようです。

 

 

 

つまりこれまでのような
「一方的な単なる支援」は
支援される国に依存的な体質を作ってしまうのです。

 

 

 

翻り海外ビジネスにおいて、私たち日本人は
特に貧しい国とビジネスを行う際に

 

 

 

相手をなんとなく見下したり、
施しを与えるようなマインドセットで
接することがありますが、

 

 

 

やはりそのようなマインドセットでは、
相手に失礼ですし、そのことが相手からも見透かされて
ビジネスもうまくいかないでしょう。

 

 

 

国際ビジネスにおいて大切なのは、相手への敬意を忘れず、
相手のビジョン、アクション、コミットメント(決意)
に配慮することであると改めて認識した次第です。

 

 

 

(編集後記)

 

最後に著書にあった素晴らしいスーフィー(イスラムの教え)の詩をご紹介します。

 

私は強さを求めた

 

すると神は私がつよくなれるために困難を与えた

 

私は英知を求めた

 

すると神は解決することを学ぶための問題を私に与えた

 

私は繁栄を求めた

 

すると神は働くための脳と腕力を与えた

 

私は勇気を求めた

 

すると神は克服するための危険を与えた

 

私は愛を求めた

 

すると神は助けるための人々を与えた

 

私は願い事をした

 

私は自分が求めたものをなにひとつ受け取らなかった

 

私は自分が必要としていたものを全て受け取った

 

本日はややトーンの違うお話をさせていただきましたが
いかがでしたか。

 

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商品・技術 海外大ヒット化コンサルタント
フォワード・インターナショナル株式会社
代表取締役 山本利彦

 

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