初対面の外国人とたった5分で仲良くなる方法
カテゴリ：海外ビジネスのヒント 海外進出について
取引先や販売代理店との関係性を高めることは
海外ビジネスにおいても大変重要です。
特に初対面での印象はその後も長く影響を与えますので、
展示会などで初めて会う相手には
なるべく良い印象でインパクトを与え、関係性を一気に高めたいところです。
では初対面の外国人との関係性を一気に高め
仲良くなるにはどうしたらよいでしょうか？
初対面ですから、いきなり飲みに行くわけにはいきません （笑）
様々なやり方があると思いますが、
私がよく使うのは以下の3つの方法です。
１．笑顔で接する
２．相手を褒める
３．相手の国の言葉で挨拶する
まず最初の「笑顔で接する」ですが、
なんだそんなことかと思われた方も多いかもしれませんね。
でも笑顔は万国共通でパワフルですから、
是非活用していただきたいと思います。
海外の展示会など
初対面の相手との商談の際、
日本人は緊張のためか笑顔がないケースをよく見かけます。
笑顔は相手の緊張も解きほぐしますので、
私は海外では特に意識して笑顔を振りまくようにしています。
二つ目の「相手を褒める」というのも効果絶大です。
これは心理学的にも証明されていて、
人間は「自分に好意的な人を好きになる」という傾向があるのです。
つまり相手のことを褒めると
相手は私たちのことを好きになってくれるのです。
褒める内容はちょっとしたことで構いません。
素敵なネクタイをしていたら、
「素敵なネクタイですね！」
（英語では ”You have a very nice tie !”)で十分です。
これを言われると、ほとんどの国の方は
ニコッと笑って「Thank you」と言います。
この一言だけで相手の距離は一気に縮まります。
相手が女性であればドレス、鞄、アクセサリーなどを褒めましょう。
（美人ですね、というようなセクハラに繋がりかねない褒め方はオススメしません）
最後の「相手の言葉で挨拶をする」ことも
簡単に学べて効果は抜群です。
タイであれば
「サワディ カップ！」（こんにちは）と一言いい、顔の前で合掌する。
これをすると相手のタイ人もむしろ慌てて
（自分の国の挨拶を外国人である日本人がきっちり行うので）
合掌を返してしてくれることもあります。
これら3つを組み合わせることも当然可能です。
海外展示会、国際会議など多くの人と出会う場面では、
こちらも相手も細かいことは覚えられないのが実情でしょう。
よって最初のインパクトが鍵となります。
会社の特徴、製品・サービスの特徴を
しっかり伝えることも重要ですが、
そもそも相手が、
「こちらの話をしっかり聞くマインドセットになっているかどうか」が
前段階としてとても大切です。
初対面の外国人相手に
最初の挨拶もなく、いきなり会社の歴史などをしゃべり出す営業マンを
時々見かけますが、これでは商談はうまく進みません。
上記の3つを行うには5分もかかりませんから、
唐突に商談に入るのではなく
相手との関係性を高めた上で、商談を進めてみてください。
商談が以前よりスムーズに進むはずです。
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