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今年狙い目の株式は?|海外マーケット開拓カンパニー山本利彦の【勝ち組コラム】

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今年狙い目の株式は?

カテゴリ:海外情報 海外進出について

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皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
今年最初のコラムとなります。

 

皆様お正月はいかがお過ごしでしたか?
今年は関東、関西とも天気がよかったですね。
私は神戸の実家に帰りお墓参りをしてきました。
そして生田神社で初詣。

 

 

 

でも他にはやることもなく早々に東京に戻ってきました(苦笑)。
親孝行のために帰省しているようなものです。

 

 

 

さて新年一回目のコラムをいうことで、一般的には
今年の目標や抱負を書くのでしょうが、
私は書きません(笑)

 

 

 

かわりに
年末年始で勉強した世界の経済情勢に関しお伝えします。

 

 

 

あまり大きな絵は、我々中小企業の経営には影響はないのですが、
(例えばシリアの難民問題など)
影響はゼロではないので、年の初めには全体像を掴むのは
悪くないと思います。

 

 

 

そして、編集後記では儲かるアメリカ株のお話をしてみます。
(でも、株の購入は自己責任でお願いしますね)

 

 

 

尚、以下は私の師匠である大前研一氏の勉強会の内容から
主に引用させていただきました。

 

 

 

(全体感)
全体としては、不透明感がリーマンショック以降最大級といってもいいくらいに
世界経済は激動する可能性があります。
特に政治が引き金になる可能性が高いです。
トランプ新大統領に代表されるポピュリズムが世界を席巻しています。

 

 

 

先進国の経済成長は、どこも正直大したことなく
米国ですら2016年は2%を下回る予想です。

 

 

 

アセアン諸国は、その中にあって5%近い成長を遂げておりますが、
今年は米国の利上げの影響で、新興国から投資マネーが引き上げられる
可能性があります。

 

 

 

中国は公式には7%弱の成長を発表しておりますが、
これは疑わしいですね。
おそらく実体は3%くらいでしょう。

 

 

 

(米国)
これは皆様もご存じのとおり、トランプ新大統領の政策次第です。
公約を全て実行するのは不可能です。

 

 

 

保護主義政策、インフラ投資で
米国はインフレに向かう可能性が高いでしょう。

 

 

 

トランプ氏は輸入自動車には高関税をかけると発言しており、
本当にこれが実施されると、これもインフレ要因ですね。

 

 

 

金利は上昇し、米国株は苦戦するのではないでしょうか。

 

 

 

(欧州)
こちらも政治リスクが大きいです。
英国は欧州からの離脱を3月までに正式表明すると言っていますが
離脱交渉の戦略が全く見えません。

 

 

 

ドイツでは、ドイツ銀行が破綻の危機に瀕しています。
なんと260兆円もの負債を抱えているといわれています。
おそらく本当に破綻する前に、政府が救済すると思われますが、
この破綻が起これば、救済されたとしても経済への影響はリーマン級です。

 

 

 

フランスでは大統領選挙が始まっております。
ル・ペン氏(女性)の率いる極右政党が勝利する可能性もあり
といわれており要注意です。
この方が当選したらフランスがEUから脱退するかもしれません。

 

 

 

3月:オランダ下院、4月:フランス大統領選挙
8月以降:ドイツの下院選挙

 

が予定されており、これらの選挙結果は要注意です。

 

 

 

(中国)
6-7%の成長と遂げていると表向きは発表していますが、実体は不明です。
大前氏の予想ではせいぜい3%程度の成長ではないかとのこと。
輸出の減少、投資の減速、大手企業による資本の海外流出などの影響で、
経済は減速が続くと予想されます。

 

 

 

アメリカのトランプ次期大統領との戦い(?)が見ものです。
中国とアメリカの仲が悪くなると日本には悪影響がでます。

 

 

 

中国は米国への間接的いじめとして
日本への政治的プレッシャーを高めてくる可能性が高いからです。

 

 

 

(ロシア)
原油価格の上昇により、漸く危機から脱出した感じですが、
回復したといってもまだゼロ成長です。

 

 

 

欧州、米国との関係はかなり悪く、
政治的には孤立しておりまだまだ苦しいですね。

 

 

 

原油が更に上昇すれば、世界最大の原油生産国ですから
経済にとってはプラスですね。

 

 

 

(新興国)
インドがひとり気を吐いておりましたが、
昨年突如実施された高額紙幣の問題で、
経済には急激にブレーキがかかっているようです。

 

 

 

アセアン諸国の足並みも、中国が介入しており、
ラオスとカンボジア、そして最近では
フィリピンも親中国政策をとっておりバラバラです。

 

 

 

(日本)
全体として、今ひとつぱっとしない。
アベノミクスは全くきいていない。
企業業績も悪化している。

 

 

 

財政赤字は悪化のまま、日本国債暴落のリスクが更に高まっている。
地方創生を謳うもその効果はほとんど出ていない。
外交的には米国べったり。

 

 

 

以上ですが新年早々なんだか全体的に暗いですよねー。

 

 

 

(編集後記)

 

さてここからは米国株のお話です。
私は米国株のトレーディングをすこしばかりやっています。

 

やはり株を持つと、経済への関心が高まりますから。
特に為替の影響が大きいので為替への感度が高まります。
投資額は大したことないので儲けるためというより勉強のためですね。
(儲かるにこしたことはないですが)

 

米株全体としては、金利上昇のアゲンストな風が吹いていますので、
それほど上昇しない可能性が高いとみています。
上記のとおり政治リスクも高いので強気にはなれません。

 

昨年の実績で言えば、少し儲かったのはアマゾンです。
アマゾンは年明けも順調に上昇しています。

 

米国の従来型リアル小売店は、
軒並み業績が悪化し苦戦しておりますが、
アマゾンにお客を持っていかれているからですね。

 

アマゾンは今年も上がると思うので、そのままホールドします。
他、今年有望なセクターとしては、
原油価格の更なる上昇を見越して、原油関連株、
例えばBP (British Petroleum)、トランスオーシャンなどが
面白いのではないかと思っています。

 

トランスオーシャンは、石油リグの会社です。
トランプ氏による規制緩和で金融セクターも面白いですね。
特に保険のAIGなどはどうでしょうか。
くどいですが投資は自己責任でお願いしますね。

 

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フォワード・インターナショナル株式会社
代表取締役 山本利彦

 

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