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受け身の海外展開の問題点|海外マーケット開拓カンパニー山本利彦の【勝ち組コラム】

初めての方へ 海外進出の基本ステップ

社長コラム

受け身の海外展開の問題点

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当社にお問い合わせをいただく「企業の悪いパターン」で多いのは、
海外事業を展開しているが「受け身で事業を進めている」
ということです。

 

なんとなく海外事業を始めたが、

「目標、戦略の欠如」といってもいいかもしれません。

 

 

 

これは特に日本の中小企業に多い課題です。

 

 

 

日本のメーカーは、
世界的に見ても大変品質の良い、ユニークな製品を製造している企業も多いので、
自然発生的に、海外企業から引き合いがくるケースも多いのです。

 

 

 

英語のホームページすら作成していないのに、
グーグル翻訳を使ってなんとか日本語のページを読んで問い合わせてきた
インドの企業があるという話を、ある日本のメーカーから聞いたこともあります。

 

 

 

引き合いが来ることそのものは悪いことではないのですが、
受け身で受け取った引き合いにだけ対応するような展開の仕方をしていると、
やはり事業は伸びません。

 

 

 

山登りをするにしても、
「気がついたら富士山に登頂できた」
ということはあり得ませんよね。
それと同じことです。

 

 

 

受け身で進めるのではなく、積極的に、
自社にとって戦略的に意味がある「地域」「製品」を定め、
それらの地域で、その製品を「年間にどれくらい販売するのか」

 

 

 

というような目標設定をしないと、ビジネスは伸びないと私は思いますが、
皆さんはどう思いますか。

 

 

 

その目標を達成するためのやり方(作戦)が戦略となります。

 

 

 

受け身で進めていると、このような目標設定、
戦略のプロセスがないために、なんとなくビジネスが伸びるが、
自社がどこに向かっているのか分からなくなってしまいます。

 

 

 

当たり前のことと思われるかもしれませんが
意外に陥りやすい罠なのです。

 

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(編集後記)
バングラデシュで日本人が7名も犠牲になった悲惨なテロが発生しました。

 

バングラデシュは非常に親日な国で
このような事件が起こったことを非常に残念に思います。

 

私は3年前の夏、まさにラマダンの頃に
ダッカを訪れたことがありますので、

 

特に人ごとではありませんでした。
犠牲者のご冥福をお祈りしたいと思います。

 

商品・技術 海外大ヒット化コンサルタント
フォワード・インターナショナル株式会社
代表取締役 山本利彦

 

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