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シンガポール概況|海外マーケット開拓カンパニー山本利彦の【勝ち組コラム】

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社長コラム

シンガポール概況

カテゴリ:シンガポール

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本日はシンガポールのお話をしたいと思います。
 
シンガポールは観光地としても人気があるので、
実際に訪問された方も多いのではないかと思います。
 
 

シンガポールについて簡単におさらいしてみましょう。

 
 
人口わずか500万人ほどの小国です。
面積は東京都23区と同じくらい。
2012年の一人あたりのGDPは52,000ドルです。 
日本の数字は47,000ドルですから平均的には既に日本人より豊かです。
 
 
 
民族としては中華系75%、マレー系13%、インド系9%。
正式な統計では在留邦人は27000人ほどです。
 
 
 
GDPの産業構成としては、
サービス業が64%と大多数を占め工業系が25%を占めます。
 
 
 

工業系の内訳としては電気・電子、バイオ医薬品、精密機械、輸送機械(航空機)
といった順位となっております。
 
 
 
上記とおり平均的には国民は豊かになってきており、
製造業の拠点としてはコストが高く、
日本企業もむしろシンガポール以外の近隣国に
オペレーションを移す動きがあります。
 
 
 
一方、最近注目を集めているのは
アセアン諸国でのビジネスを統括する
「地域統括本社」をシンガポールに置くケースです。
 
 
 
背景としてはアセアン地域の統括本部をシンガポールに置くと
最大で5年間優遇税制を享受できるのです。
 
 
 
インドネシア、タイなど複数の国でのオペレーションを
検討されている企業にとっては知っておきたい制度です。
(ちなみにもともとシンガポールの法人税は17%ですから
日本に比べると断然安いのです)
 
 
 
実は、シンガポールは久しぶりに訪れたのですが
その変貌ぶりに驚きました。
 
 
2010年にカジノができており、
これ目当てか観光客の数がとても多かったですね。
 
 
高島屋さんが市内の中心部のお店を出しているのですが、
来店者の半分以上は観光客と思われる人々でした。
 
 
 
デパートでは数多くの日本商品が
そのままのパッケージで販売されていました。
 
 
 

また、書店では、日本の雑誌、ファッション誌、マンガなども
日本語でそのまま販売されていました。(マンガは英語版もありました)
 
 
 
フードコートに行くと、
日本のペッパーランチさんのお店があり、
現地のOLが平素と変わらない振る舞いで
ジュージューというハンバーグを食しておりました。
 
 
 
とはいえ、
日本文化が深く浸透し支持されているという感じではなく
様々な文化の中の一つとして
平常通り日本文化も併存しているといった感覚のほうが近いです。
 
 
 

当然、インド、中国、インドネシア、マレーなどの商品・文化なども
多くあふれており、まさにマルチカルチャーな国といった印象です。
 
 
 
こういった背景を考えると、
例えばアセアン各国に本格的に進出し、
商品・サービスを販売することを検討中の企業が、
いわゆるテストマーケティングを実施するには適した国と思われます。
 
 
 
例えば、シンガポールの華僑に受けるサービス・商品であれば、
インドネシアの華僑にも受け入れられる可能性が大です。
 
 
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